毎年恒例? 今年の振り返りを兼ねてお薦めの5冊を選んでみた
今年も一年お疲れ様でした
大晦日は酒とポケモンにおぼれる 河童の太郎です<m(__)m>
去年同様、いや去年以上に時間が過ぎるが早い・・・。
(おそらく来年も同じことを言でしょう)
今年一年を振り返ると、色んな反省点が思い浮かぶ。
中でも知識>体験の割合を壊せなかったことが一番の反省点かなと~。
「4月のまとめ」でも書いたが、読書だけで満足してしまい、知識が増えていく一方で、それを吐き出す場がないため脳内にたまっていく。その結果、耐えきれなくなった脳が片頭痛を引き起こす。
来年は脳に知識を植え付けるだけでなく、体全体に知識を染み米させたいと思っております~。
まあそんな感じでかるーく今年を振り返ったところで
2017年に読んだ本の中から、河童の太郎の独断で選んだ
お薦めの本5冊をご紹介します<m(__)m>。
①「ザ・ミッション」人生の目的の見つけ方
<限りある人生を有意義に過ごすために>
長年自分が抱えていたモヤモヤをはらしてくれた一冊。
ジャンルで言うと、自己分析の一種であると思うが、「自分の人生はほんとにこれでいいのか」「自分が成し遂げたいことは?」とあなたが生きていて一度は思う疑問を言語化してくれる本である。今まで自分が逃げてきた小さなことも、この本に書いてある設問が直面させてくれるでしょう~。
来年就活を迎える学生の人は、「絶対内定」と一緒に三カ月ごとにやってみてもよいかなーと。
<お薦めの人>
・自分の軸をしっかり固めたい人
・今後の自分の生き方が曖昧な人
・自分の人生に少なからず疑問を感じている人
②世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業
<「わかってるつもり」状態を省き、考え抜く力を磨く>
自分では考えて意見を伝えているはずなのに、いざ意見をいうと
説得力がなかったり、的外れであったりと・・・・。
これは「考え抜く」ことができてないことが原因である。しかし、実際どうすればいいのかわからん!!という人もいるはず。そんな疑問を解決してくれるのがこの一冊である。思考を鍛える本は書店でも多くみかけるが、内容がここまで丁寧に書かれてる本はめづらしいかと~。「きちんと考えるってどういうこと?」「自分の意見を作り方がわからない・・」といった考える作業が苦手な人には是非読んでほしい一冊です<m(__)m>
<お薦めの人>
・考えて発言してるはずなのに、的外れな意見を述べてしまう人
・自分の意見を述べるのが苦手な人
・論理の基礎が出来上がっていない人
<洗脳の仕組みを知り、自分を守る!!>
「マインド・コントロール」と聞くと、怪しい宗教団体・マルチ商法といった団体が行うやばい洗脳方法と思いつく人も多いはず。しかし、実は受験・就職活動といったように、私たちの日常のあらゆるところに「洗脳」はあるのだ。
この本を通して、身近に潜む「洗脳」の恐怖を実感したと同時に、「洗脳」が時に人間の底に隠された未知なる力を引き出すための手段としても使われていることがわかった.普段から優柔不断な人は是非読むべきかと(笑)。
<お薦めの人>
・自分が騙されやすいと思っている人
・心理学に興味がある人
・洗脳の仕組みを知りたい人
④憂鬱でなければ、仕事じゃない
<社会人としてのスタンダードを徹底的に植え付ける>
自助論に引き続き新たに人生のバイブル本になった一冊であり、新入社員・就活活動の学生に是非読んでほしい一冊である!。
自助論同様、地道な積み重ねが大切であることを述べているが、それ以上に人間の信頼関係がほんの些細なことで崩壊することを改めて実感した。中でもどんな細部にも気にかける大切さを述べた「小さなことにくよくよしろよ」は非常に印象に残ってる。
読み終えた後、「今度飯でも~」といった発言を軽々しくできなくなりました・・・。
<お薦めの人>
・社会人になる前に仕事の姿勢を学びたい人
・一生懸命になってるつもりの人
・ノリと勢いで乗り切ろうとしている人
⑤「嫉妬と自己愛」
<人の心に潜む負の感情との接し方>
人間の負の感情の一つであり、厄介者である「嫉妬」と仲良くやっていくための方法を模索する。
「嫉妬」という感情は、自分以外の人間がいると必ず発生するかなり面倒な感情である。嫉妬との付き合い方を間違えると。他人に暴力を加えたり、他人を失脚させたりと怖いくらいの破壊力を持つ。世の中で面倒なトラブルを避けたい人は、一度読んでみるべきかと。この本を通して、自分の「嫉妬」以上に、他人の「嫉妬」の付き合い方がわかりました~。
<お薦めの人>
・嫉妬と仲良くやってきたい人
・人からの妬みを上手く回避したい人
・SNSの「いいね」で承認欲求が満たされてる人
以上がお薦めの5冊です!!
去年に比べ、ブログの更新が減ってしまいましたが、100回更新を目指して、どうにか続けようと思っております。
2018年度も河童の太郎をよろしくお願い致します<m(__)m>
ではよいお年を('ω')ノ
一人でいることは惨めなこと? 「孤独と不安のレッスン」
お疲れ様です
今年のクリスマスはぼっち確定 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
目次
1、一人でいることっていけないこと?
2、「本当の孤独」と「ニセモノの孤独」
3、似てるようで違う「他者」と「他人」
4、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、一人でいることっていけないこと?
「友達できたかい?」
小学生の頃、学校から帰ってくると決まって聞かれる質問であった。
当時、内気な自分はなかなか自分から人に話しかけれず、なかなか友人ができなかった。そのため、さっきの質問に首を振るばかり。そんな自分を周囲の大人たちは
ひたすら心配していた。
でも大人になって思うのは、一人でいるというのはいけないことなのか?
(流石に、一生一人で生きるのは精心崩壊しそうですが・・・・)
小学生、中学生、高校生の頃って、やたら周りからの視線が気になる時期。
一人でいることが恥ずかしい、みじめだと思い込んでしまう。
「孤独」と聞くと、マイナスイメージを持つ人が多いだろう。
しかし、「孤独」であることは私たちにとって、非常に貴重なものであるのだ!!
群れることが当たり前の現代で、孤独であることの大切さを書いた一冊である。
寂しがり屋の人は是非読んみるべきかと(笑)
2、「本当の孤独」と「ニセモノの孤独」
そもそも「孤独」に本物もニセモノもあるの? と疑問を持つ人もいるでしょう。
本書の言葉を借りて、この二つの「孤独」を定義すると・・・・
●本当の孤独・・・自分と深い対話をすること
●ニセモノの孤独・・・「一人が哀しい」と他人を求めている
つまり、家に一人でいて「一人が哀しいな」と思ったり、本を読み終わった後に
本の内容について一人で考えることが「本当の孤独」である。それに対して、
寂しさを紛わらすために、すぐに誰かに連絡を取ったり、頭の中で「誰かに会いたい―」など他人を求めている状態を「ニセモノの孤独」というのだ。
一人でいる状態=孤独 と思ってる人も多いだろう。
しかし、SNSが普及し気軽に誰とでも連絡が取れ、常に誰かがそばにいる感覚が得られる現代。もし「本当の孤独」を望むなら、携帯の電源をOFFにし、誰も存在しない無人島などに一週間以上滞在しないと得られないのかもしれませんね~。
3、似てるようで違う「他者」と「他人」
今まで「他者」と「他人」は言い回しが違うだけで、意味は同じものだと
思っていたが、両者は全く異なる意味のようである。
両者の違いを本書の言葉で引用すると
・他者・・・・「受け入れられたいのに受け入れられない関係」であり、
同時に「受け入れたくないのに、受け入れなければいけない関係」。
(p133)
・他人・・・・「受け入れる必要も気持ちもない関係」 (p136)
他者の身近な例として、本書では「親」が挙げられている。
親の文句を「受け入れたい」と思っているが、「受け入れられない」ことに悩む。
それと同時に、親の言っていることを「受け入れたくない」のに、「受け入れなければいけない」と思っているようである。
「他者」の例として親をあげましたが、他にも長期で付き合ってる恋人・親友など
喜びと同時に孤独や不安を与える存在を「他者」と呼ぶようである。
4、本書を通しての感想
本書を読み終えた感想として
人との接し方がわからなかった小中高生時代に出会いたかった!!
というちょっとした悔しさが湧きあがった(笑)。
とくに、周囲の目が過度に気になった中学時代。
一人でいるのところを見られたくないがため、無理に相手に好かれるキャラを作り、
相手に合わせ続けた・・・中学時代。
孤独が悪いことではない、むしろ孤独は人を成長させる。
ということを理解していたら、暗黒の中学時代も少しは変わったのかな~
と思いながら、読み更けた一冊。
個人的に印象に残った部分は
不安で一杯になった時は、誰かに「おみやげ」をあげることを考える。p167~169
不安に苦しんでる人は、「自分の世界」だけで苦しむ人が多いようだ。
不安は自分にこだわればこだわるほど大きくなるため、自分の世界に没入してる
状態では、不安がなくなることはない。
そんな時は、物でも、話のネタでも、笑顔でもいいから、誰かに「おみやげ」を
あげることを考える。そうすることで、自然と不安にフォーカスすることはなくなる。
僕は不安になると、一人で酒を飲み続けたり、アニメをみるなど現実逃避をするが、
これは何の解決もしないことは、本書を読んで改めて認識しました。
「無縁社会」と呼ばれるように、今後は家族・社会・地域などにおける人のキズナが薄れていく時代にどんどんなっていくように思えます。 いくら今が人に囲まれる生活を送っていても、人生に一度は必ず誰もが「孤独」を経験することになるのかなと。
そんな時に、「孤独」との付き合い方を正しく理解していたら、「孤独」はあなたにとって人生を支えてくれる頼もしい友人になったくれるはず。
<お薦めの人>
・孤独をさみしいと思う小中高生
・常に誰かと連絡をとらないと気がすまない人
・先のことを悩みすぎてしまう人
<本書に興味のある人>
今回はここまで(''ω'')ノ
信用できない人=普段のさりげない小さな約束を守れない人 「憂鬱でなければ、仕事じゃない」
お疲れ様です
憂鬱な日はハイボールで現実逃避 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
目次
1、自分を引き締めたいと思ってる方へ
2、あなたは知らず知らずに信頼を失っていく
3、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、自分を引き締めたいと思ってる方へ
信用できない人とはどんな人を指すのだろうか?
自分勝手、コミニュケーションがとれないなど色んな理由があると思うが
一番は、「約束を守れない」人のことを指すのではないか。
日常の仕事の忙しさに巻き込まれ、ついつい目の前の相手をぞんざいに扱ってしまう
ことがある。でも、ビジネスではたった小さなことで身を亡ぼすような大ダメージを
受けることがある・・・。
幻冬舎代表取締役社長・見城氏、サイバーエージェント代表取締役社長・藤田氏が
仕事の姿勢と人間の基本をあなたに徹底的に心に刻んでくれる一冊である~。
来年から社会人になる人には是非読んでほしい一冊です<m(__)m>。
2、あなたは知らず知らずに信頼を失っていく
「人との信頼を築きあげるのは時間がかかるが、失うときは一瞬」
という言葉をよく聞く。本書を通してこの言葉の重さを再認識することになった。
例えば、本書で紹介されている
行く気がないのに、今度、飯でもと誘うな (p108)
「今度、飯でもいきましょう~」
このセリフはよく社交辞令として使われるセリフかと思われる。
会話を終わらせるときに、「さよなら」だとなんとなく冷たく感じるので
このセリフを使う人も多いかと~。
でも、この約束って絶対といっていいほど守られることありませんよね?
食事だけに限らず、「今度、じっくり話しましょう~」と言いながら
全く連絡が来なかったり・・・。
受け取る側もおそらく「どうせ社交辞令でしょ?」と
軽い気持ちで受け取っている人も多いかと思うし、誰も期待はしてないだろう。
誰かをご飯に誘った時、必ず手帳に書き留め、その後たとえ何ヵ月になっても
必ず実行するようです。
多くの人が期待してないことを守ることで、
「こんな小さな約束を守れる人ならどんな約束もももってくれるだろう!!」
みたいな感じで相手の信用を得れることは間違いないのではないだろうか。
僕も大学1,2回生の時はよく会う人会う人に
「今度、遊びに行くからー」 「今度、じっくりはなそう~」と軽い気持ちで
発言していた時期があったな・・・。
そんな軽い発言が自分に大きな損害を与えていたことにさえ気づかずに。
自分が普段使う何気ない会話で、人への信頼を失っていたんだな・・・
と本書を読みながら強く実感しました。
3、本書を通しての感想
この本は非常に表面はコンパクトで読みやすいように思えるが、
本をめくっていくたびに本書に載っている言葉が心に鋭く刺さる。
・努力は自分、評価は他人
・天使のようにしたたかに 悪魔のように繊細に
・勝者には何もやるな
などなど
今まで自分が理解してる仕事に対する姿勢から人間としての基本を全て見直す
ことになった。
中でも自分が最も印象に残ったのは
●小さなことにくよくよしろよ
相手のちょっとした質問に適当に返したり、「やります!!」といったのにやらない。
相手から何かしら協力してもらったときに、お礼の言葉をいわなかったり・・・。
自分にとっては小さなことかもしれない。しかし、見城さんは本書で
「小さなことを守れないやつに、大きな仕事などできるはずがない」と述べている。
あらゆる人間関係は、細かい情が基礎になっている。それをなおざりにして
何かしようとしても上手くいくはずがない、ということだそうだ。
忙しさにおわれて小さなことを忘れてしまうことはよくあるかと~。
しかし、たった一回の小さなことが守れないのはビジネスマンにとって致命的である。
今の自分に最も足らないのは、どんな小さな約束も守ることだと思い知らされた。
来年から社会人になる人には是非読んでもらいたい一冊です<m(__)m>
この本を読み終わってから、自分の中で新たなバイブル本になりました!!
当分は肌身離さず持ち歩こうかなと思います(笑)
<お薦めの人>
・社会人になる前に仕事の姿勢を学びたい人
・一生懸命になってるつもりの人
・ノリと勢いで乗り切ろうとしている人
<本書に興味がある人>
今回はここまで(''ω'')ノ
心に刺さるコメントをする人は何を心がけているのか 「コメントする力」
お疲れ様です
合コンでのオタク発言で場が凍った 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
1、心に刺さるコメントをするために
2、「何を言うか」でなく「何を言わないか」
3、企画に大切な要素とは・・・
4、本書を通しての感想
1、心に刺さるコメントをするために
とある休日、バラエティー番組をみながらふと思ったことがある。
「番組で出演している芸人のコメントってなぜこんなにも記憶に残るのか・・」
最初は思いつきで話してるのではないかと思ったが
どうやらそれは完全な誤解のようだ。
今や会議だけでなく、SNSでもちょっとしたことで的確なコメントを
求められる。コメントを求められたとき、あたふたした経験はないだろうか?
本書では、ジャーナリスト竹田さんの独自のコメントをする上での
心構えが述べられている。
どうせコメントするなら、インパクトのあるコメント残したくありませんか?(笑)
2、「何を言うか」でなく「何を言わないか」
皆さんはコメントを求められた時、何を意識して発言しますか?
多くの人は与えられた情報で、「自分は何を言うべきか」ということを
一番に考えているのではないでしょうか~。
僕も会議などで発言を求められると、一番に「何を発言すべきか」
と考えてしまう。そしてあれこれ考えるが、結局話がまとまらず、
周りと似たようなコメントになってしまう・・・・。
では竹田さんの場合はどうかというと コメントを求められた時に、
「何をいわないか」ということを最初に考えているようだ。
これには主に4つある。
①観ればわかること
結婚式などの祝い事の映像に、「幸せそうですね」「うれしそう」などの
説明を控える。
②一般論
コメントするときに、視聴者目線に立たないこと。
③その場にいる人が言いそうなこと。
ニュース番組の場合、司会者、リポーター、他のゲストが言いそうなことは控える。
竹田さんは事前に出演者をチエックし、自分の振る舞い方を考えてるようです。
④怪しい話
「ゲームをやりすぎると脳によくない」といった実証的な根拠がないものは、
多くの人々にマイナス影響を与えるため、最初の段階できちんとチェックして
コメントから省くようにする。
更に具体的に竹田さんが言わないようにしていることが
「代案なき批判」「極端な悲観論」「未来すぎる提言」「原則論」
の4つであるが、この内容は是非本書で見てみてください~
3、企画に大切な要素とは・・・
見出し、ターゲットなど挙げだしたら次々と要素が出てきそうである~。
本書では、竹田さんが編集長をしていた時の5つの企画の評価基準を紹介している。
①ターゲット
②ニュース性
既存のものに比べて、新しいものが備わっているかどうか。
③単純な好奇心
企画を一言で説明した時、理屈抜きで「面白そう!!」と感じるかどうか。
④欲求アピール
企画に人間基本的な欲求に強く訴えている部分はあるかどうか。
⑤競合メディア
他のライバル社と比べて、内容がかぶってないか。
以上の5つが竹田さんが編集をしていた時の評価基準である。
この中でも、③単純な好奇心が結構大事である。
どんなに企画の構成がしっかりしていても、企画のタイトルで
興味をそそればければ読んでもらえないのだ・・・
4、本書を通しての感想
この本にキャッチコピーをつけるとしたら
「人につっこむ礼儀とマナーの心得本」
第1章、2章は情報に対しての接し方についてだが
それ以降は、コメントする上での大切なこと、付加価値のつけかたなどなど
初心者でもわかる心得のような内容がのっている。
(この本には、コメント力を求めていたので、第1~2章は軽く読んだだけ。)
「何をコメントしていいのかわからない」「インパクトのあるコメントがしたい」
と普段から感じる人は是非読むことをお勧めしたい~。
きっと読み終えた後に、自分独自の個性を生かしたコメントの発信
の仕方がわかるかと。
また、この本を読む際に自分が上手いと思っている芸能人を思い浮かべながら読むと
面白いかと。あの芸能人はこんなことを意識してるのかーみたいな(笑)。
最後に、コメント力に加えて、竹田流情報の接し方を本書で学べます。
しかし、人によってはもっと具体的な方法を知りたい!!という人も
いると思うので・・・・
そんな人は、本書に加えて池上彰「情報を活かす力」を読んでみてもよいかと。
情報を集めるうえで、お薦めのサイトなどを教えてくれます~。
<お薦めの人>
・コメントを求められた時に、何を意識していいかわからない人
・情報収集をする上での参考にしたい人
・発信する情報に独自性を持たせたい人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ
あなたが大事にしたいのは自分の時間? それとも他人との時間? 「99・9%の人間関係はいらない」
お疲れ様です
99・9%の毛根が死滅している 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
目次
1、「逆バリ思考」で浮遊層から脱却せよ!
2、あなたの持ってる人脈は本物ですか?
3、上司の誘いを受ける? 断る?
4、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、「逆バリ思考」で浮遊層から脱却せよ!
「浮遊層」とは、周りの意見に流され、自分自身の不在の状態にある人である。
嫌われることを恐れて、周りの望む人生に合わせることを優先してしまった人が
知らず知らずのうちに自分の軸が曖昧な状態に陥っているようだ。
こんな浮遊層から脱却するための戦略として本書が薦めるのが、
「逆バリ思考」である!!。
周りの目を気にしすぎる自分も、本書を参考に「孤独力」を
磨こうと思います(笑)。
2、あなたの持ってる人脈は本物ですか?
以前何かのイベントで、知り合いになった人が
「僕、フォロワー3000人もいるんですよ~」と話していた。その話の返しに、
「すごいですねー!」と答えたが、内心疑問が残った。
というのも、フォロワーの数=自分を認めてくれる数 という訳ではないと思っている。「こいつアホやな」と悪意をもって、フォローしてる人が絶対いないといいきれないからだ。
(フォロワーを頑張って増やしてる方がいたらごめんなさいm(__)m。)
SNSが普及して、お互いの人間関係の距離が縮まったせいか
やたら「あの人俺の知り合いなんだー」といったような人脈を強調する
人が多いようにも感じる。
しかし、ここで言いたいのは
今あなたが持ってる人脈は全て本物なの? ということ。
例えば、実際会ったことないがSNS上では繋がっている人。
名刺を一度だけ交換しただけの人。
イベントで少しだけ話しただけで、それ以降は全く会っていない人。
彼らを「知り合い」と呼べるんでしょうか。
「繋がっているだけで満足していないだろうか?」
という問いに対して、SNSのやりすぎで人との距離がマヒしてる自分は
人工的な人脈でもSNS上でつながっていれば、それだけで満足してしまうんだろう。
もう一度、今の自分のつながりを再認識する必要がありそうです。
3、上司の誘いを受ける? 断る?
突然ですが、あなたは上司の誘いは行く方ですか? 断りますか?
僕は基本よっぽどの事情がなければ行く方かなと~。
(家庭の事情、次の日が何かの試験がある、非常に体力がしんどいなどの事情)
基本的に、自分より立場が上の人の話を聞くのが好きというのもあるが、
上司と距離を縮めておけば、仕事面で色々サーポートしてもらえたりなど
とプラスの面が多いのではと思っています~。
しかし、それでも上司と飲む時間を読書や趣味の時間に回したいたいなーと
思うこともある。でも、上司との誘いを断り続けると仕事面で悪化したり、
人間関係が無駄にこじれたり、めんどくさいことになったりするのではと
思ったりもしなくはない。
著者いわく次のように述べています。
飲み会に参加しない付き合いの悪いやつではなく、
仕事において頼れる奴、という組織におけるキャラクターを早期に確立せよ!!
p72~73
安井さんは若い時期は社内の飲み会に参加すべきではないと述べている。
若い時期は大切な学びの時期であり、あとから取り返せるものではないからである。
なので、飲み会の時間を仕事の時間や自分の時間に回すべきだと。
飲み会に参加しなくても、やるべきことをちゃんとやっていれば何の問題もない
ということである。
ちなみに、以前紹介した「まずは上司を勝たせなさい」では
上司は「神」であり、あなたは上司を尊敬し、上司に尽力せよ、といったような
上司を持ち上げることが述べられている。
上司の誘いは強制ではないし、行くか断るかは本人の自由である。
皆さんはどちらの姿勢を貫いているでしょうか?
4、本書を通しての感想
この本は、周りを完全にとっぱらい進んで「孤独」になることを薦める本である。
とはいえ、本書の内容を実行できる人はよっぽどメンタルが強い人でしょう(笑)
個人的に最も印象に残った部分は
「心のシャドーボクシング」である。(p161)
シャドーボクシングとは、相手がいない状態でひたすら自分のパンチを繰り返すこと。
「心のシャドーボクシング」とは、脳内で自分の考えや志を構築する作業である。
具体的な実践方法として、①読書 ②人と話す ③妄想 の3つがある。
基本的に僕は、何気なくこの3つを日常で無意識にやってるようです。
読書で一流の人の考えを味わい、人との会話でアウトプットし、妄想で自分のゴール
を思い描く。
ただ、「4月のまとめ」でも書きましたが読書だけで満足している時があるため、
最近は意識して、人と会う時間や経験を優先することを心がけてはいます~。
上司に好かれたい、嫌われたくないなど周りの目がきになって仕方がない人は
是非本書で「孤独力」を磨いてみてはいかがでしょうか~。
<お薦めの人>
・上司の誘いより自分の時間を大事にしたい人
・周りのの視線が気になってしょうがない人
・SNS上の人脈で満足してしまってる人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ
他人の不幸を待ちきれない時代がやってきた 「他人の不幸を願う人」
お疲れ様です
やる気にならない原因は楽しみだったアニメの放送終了 河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
1、他人の不幸を待ちきれない時代がやってきた
2、「羨望」と「嫉妬」は同じもの?違うもの?
3、なぜ私たちは人の不幸を望んでしまうのか
4、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、他人の不幸を待ちきれない時代がやってきた
有名人の炎上事件と言えば、
タレントのベッキーとゲスの極みの川谷の不倫騒動が記憶に新しい。
彼らはメディアでこれでもかというぐらいたたかれた。
勿論、不倫行為は許せないという理由で非難した人も多いが、
この尋常ではない非難の裏には「羨望」というネガティブな感情があった。
政治家・有名人・高学歴エリートといった、自分が欲しくてたまらないものを
持ってる人間がトラブルを起こすのを今か今かと待ちかまえてしまう。
SNSで人との距離が身近になった今、そんな時代になりつつあるかもしれない・・
なぜ私たちは他人の不幸を求めるのか。
その理由を分析しながら、他人に抱くネガティブな感情との上手い付き合い方を
考えていく一冊である。
2、「羨望」と「嫉妬」は同じもの?違うもの?
本書の2章で「羨望」について
自分が持ちたいと願いながらもどうしても手に入れられないでいるものを、他の誰かが手にしているのを見て抱くネガティブな感情、それが羨望だ。 p52
と説明されているが、なんか似たような説明を聞いたことがある~。
他人に抱くネガティブな感情・・・・これって「嫉妬」ちゃう?
「羨望」と「嫉妬」って意味は異なりそうだけど、似たようなもんだよな・・・
この二つの感情の説明に自信がなくなってきたので、ここでまとめたいと思う(笑)
本書によると、二つの感情は以下の通り
●羨望・・・他人の幸福が我慢できない怒り。
●嫉妬・・・自分が所有している・所有してると思い込んでいるものを失う恐れ。
例を挙げると、会社のイケメンの同僚が自分の彼女にちょっかいをかけてるのを見た時、発生する感情を「嫉妬」。同僚の彼女がメディアで有名なモデルさんと知った時に、発生する感情を「羨望」。
「嫉妬」と「羨望」は似たようなものに見えるが、実際は全く違うのだ。
あなたが日頃、他人に抱くネガティブな感情はどちらの感情でしょうか?
3、なぜ私たちは人の不幸を望んでしまうのか
「人の不幸は密の味」という言葉通り、私たちが人間である以上
人と接している限り、他人の不幸を無意識に望んでしまうのではないかと思う。
どうして私たちは人の不幸を無意識に願ってしまうのか?
最大の要因は、「羨望」である。
「羨望」が強いからこそ、自分が自分が欲しくてたまらないものを持っている人を
攻撃せずにはいられない。
本書によると、羨望の中でも「敵意のこもった羨望」が強くなっているようだ。
(自分より昇進した同僚の悪口を言ったり、足を引っ張るなど。)
この羨望をより強くしている原因としては
日本社会における<不公平感>が一つの原因であるようだ。
例えば、子供の教育事情に関して
経済的に裕福な家庭では、子供を塾に通わせたり、私立の進学校に通わせたりなど、
教育にお金をかけることが可能だが、貧困家庭ではそれは難しい。
そのため、所得格差が学力格差にもつながるともいわれる。
他にも数多くの不公平が存在する。
いくら社会は公平じゃないとわかっていても、いざ直面するとやりきれない
気持ちになる。
SNSの普及で人との関係がさらに密接になった今、他人との比較は不可避。
そのため、人との比較で「羨望」は常につきまとうことになるだろう。
羨望と上手く付き合うためにも、常に自分の心に余裕をもてるよう心がける
ことが大切かもしれない。
4、本書を通しての感想
昔、一時的に「ロボット」になりたいと思ったことがある。
ロボットになれば、怒りや悲しみ、そして羨望・嫉妬といった感情をなくせるから。
優しさや感動といった、暖かい感情も忘れるのは残念だが・・・
でもそれぐらい、羨望や嫉妬といった他人に抱くネガティブな感情って
本当に必要なのか、と思ったりもする。
本書を読んで一層その気持ちが強くなる。
今仲の良い友人関係も、相手が自分より昇進したり、結婚したりなど
少しでも自分より幸福な状態にあると、「羨望」が無条件で発生し
口では「おめでとう」といいながらも、内心は複雑な気持ちであり
無意識に他人の不幸を願ってしまう。
「羨望」というネガティブな感情のせいで、今までの人間関係が簡単に壊れるなら
一刻もはやく、自分の体から「羨望」を切り捨てたいものだ。
ただ、嫉妬の話と被るが、自分が今まで苦難を乗り越えられたのは
嫉妬・羨望といった他人に抱くネガティブな感情のおかげであるのも間違いない。
浪人時代、毎日毎日机に向かい勉強漬けの日々を支えてくれたのは
「自分がこうなりたい」という強い羨望であったと思う。
もし羨望がなければ、他人に変にモヤモヤすることはなく、ストレスも感じることが
少なくなり、快適な人生を送れたかもしれない。でもその人生は、きっと心のどこかで
満たされない空虚な人生を歩むことになるのではないか。
この本を通して、羨望の仕組み、羨望の表れ方の段階、他人の不幸を知る人の
特徴などを、実体験と照らし合わせながら理解することができた。
(個人的に、終わりの方の羨望との付き合い方には疑問がのこりましたが・・・)
今あまり気持ちに余裕がなく、他人と無意識に比較しすぎてしまう人は
自分が他人に抱くネガティブな感情に気づくだけでも、少しは気が楽になるかと。
「 自分は人が大好き!!」という方は、あまり読むことを薦めません。
おそらく人間不信になるので(笑)
<お薦めの人>
・他人と比較しすぎてしまう人
・他人に対するモヤモヤが強い人
・最近、自分の心に余裕が持てない人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ
アイディアの神様は辛抱強い人に舞い降りる 「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」
お疲れ様です
富士急のゆらゆら海のハムSHIPには二度と乗りたくない 河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
1、なぜUSJは奇跡的なV字回復に成功したのか
2、アイディアの神様を呼び込むには?
3、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、なぜUSJは奇跡的なV字回復に成功したのか
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)といえば、大人も子供も楽しめる
関西の大人気テーマパークである。
しかし、そんなUSJも一時期来場者数が低迷し、倒産の危機が迫った時期があった
ことをご存じだろうか?
その危機を救い、V字回復をもたらし、極限状態で数多くのアイディアを閃き続けた
森岡氏は、低迷していた来場客数をどんなアイディアで伸ばしたのか。
「世界最高をお届けする」という使命を胸に刻み、奮闘し続けた森岡氏の
アイディア技法とUSJにかける熱い思いがこの本にぎっしり詰まっている。
USJに何回か行ったことのある人は、是非読んでみください~
2、アイディアの神様を呼び込むには?
アイディアってどんな時に思いつくんだろう?
今までの経験上、仕事とは無関係な時間、風呂・友人との食事とかに
突然、「パッ」と頭上に光が落ちてくるものであり、自分が必要な時に限って
頭の隅々までめぐらせてもなかなか思いつかない。
「アイディアの神様」ってある程度、自分の脳の中に情報をストックしている時に
こんな無条件に自分に降りてくるものだと思っていた。
しかし本書によると、どうやら「アイディアの神様」を自分に呼び込む法則があるようだ!!
それは・・・・
イノベーション・フレームワークの概念には、4つの技法がある。
①フレームワーク ②リアプライ ③ストック ④コミットメント
今回はこのうちの一つであるリアプライについて~
リアプライとは、アイディアを探すときに、今まで似たような問題はなかったかと、
先行事例を探すことである。
日本人の悪い癖として、自分自身で考えを作りたい!!、という気持ちが強いせいか
何でもゼロから探し始める癖がある。
僕はアイディアを出すのが非常に苦手である(笑)
原因の一つに既存のアイディアから探すのではなく、自分自身で新しいアイディアを
つくりだそうとしていたのだと、本書を通して気づかされた。
他の3つの技法について興味のある方は、是非本書を読んでみては如何でしょう~。
3、本書を通しての感想
USJの宣伝を見てみると
「ワンピース」とコラボしたかと思えば、次は「モンハン」、「進撃の巨人」
と色んなジャンルとのコラボしているのをCMなどで見かける。
そんな多種多様なコラボに 「映画と関係ないじゃん」「何を目指しているのかわからない」と思う人も少なからずいるんじゃないかなと~。
そんなUSJに対する見方を大幅に変えると思われるのがこの一冊である。
(僕もUSJに対する見方が大きく変わりました)
勿論、この本を読んでアイディアの生み出し方というのも学べる。
アイディアがなかなか思いつかない自分には非常にありがたい。
しかし、それ以上に改めて学んだのは
諦めないことの大切さ である。
この本の前半は、USJのマーケティング最高責任者(CMO)である
森岡さんの苦労が描かれている。
森岡さんがUSJに入社した頃、来場者は開業時1100万人から700万人台前半まで
におちており、USJが倒産しかかっている時でもあり、窮地に立たされていた。
そんな最中、10周年となるUSJで「ハッピーサプライズ」という企画を
成功させるために、森岡さんはお金と時間がない極限状態でひたすら頭を使い
トリックアートやフラッシュ・バンド・ビートなどお金に負担をかけない様々な
アイディアを思いついていく。
どんな極限状態でも、諦めずに考え続けた森岡さんだからこそアイディアの神様が
舞い降りてきたのかもしれない。
年パスを買い、何度もUSJに遊びに行っている人もこの本を読んでから、
是非もう一度遊びに行ってほしい。
きっと見る視点が変わり、今までの倍楽しめるかと思いますm(__)m
<お薦めの人>
・USJに何回か行ったことがある人
・アイディアを出すのが苦手な人
・何かしらの仕掛け作りをしたい人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ