心に刺さるコメントをする人は何を心がけているのか 「コメントする力」
お疲れ様です
合コンでのオタク発言で場が凍った 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
1、心に刺さるコメントをするために
2、「何を言うか」でなく「何を言わないか」
3、企画に大切な要素とは・・・
4、本書を通しての感想
1、心に刺さるコメントをするために
とある休日、バラエティー番組をみながらふと思ったことがある。
「番組で出演している芸人のコメントってなぜこんなにも記憶に残るのか・・」
最初は思いつきで話してるのではないかと思ったが
どうやらそれは完全な誤解のようだ。
今や会議だけでなく、SNSでもちょっとしたことで的確なコメントを
求められる。コメントを求められたとき、あたふたした経験はないだろうか?
本書では、ジャーナリスト竹田さんの独自のコメントをする上での
心構えが述べられている。
どうせコメントするなら、インパクトのあるコメント残したくありませんか?(笑)
2、「何を言うか」でなく「何を言わないか」
皆さんはコメントを求められた時、何を意識して発言しますか?
多くの人は与えられた情報で、「自分は何を言うべきか」ということを
一番に考えているのではないでしょうか~。
僕も会議などで発言を求められると、一番に「何を発言すべきか」
と考えてしまう。そしてあれこれ考えるが、結局話がまとまらず、
周りと似たようなコメントになってしまう・・・・。
では竹田さんの場合はどうかというと コメントを求められた時に、
「何をいわないか」ということを最初に考えているようだ。
これには主に4つある。
①観ればわかること
結婚式などの祝い事の映像に、「幸せそうですね」「うれしそう」などの
説明を控える。
②一般論
コメントするときに、視聴者目線に立たないこと。
③その場にいる人が言いそうなこと。
ニュース番組の場合、司会者、リポーター、他のゲストが言いそうなことは控える。
竹田さんは事前に出演者をチエックし、自分の振る舞い方を考えてるようです。
④怪しい話
「ゲームをやりすぎると脳によくない」といった実証的な根拠がないものは、
多くの人々にマイナス影響を与えるため、最初の段階できちんとチェックして
コメントから省くようにする。
更に具体的に竹田さんが言わないようにしていることが
「代案なき批判」「極端な悲観論」「未来すぎる提言」「原則論」
の4つであるが、この内容は是非本書で見てみてください~
3、企画に大切な要素とは・・・
見出し、ターゲットなど挙げだしたら次々と要素が出てきそうである~。
本書では、竹田さんが編集長をしていた時の5つの企画の評価基準を紹介している。
①ターゲット
②ニュース性
既存のものに比べて、新しいものが備わっているかどうか。
③単純な好奇心
企画を一言で説明した時、理屈抜きで「面白そう!!」と感じるかどうか。
④欲求アピール
企画に人間基本的な欲求に強く訴えている部分はあるかどうか。
⑤競合メディア
他のライバル社と比べて、内容がかぶってないか。
以上の5つが竹田さんが編集をしていた時の評価基準である。
この中でも、③単純な好奇心が結構大事である。
どんなに企画の構成がしっかりしていても、企画のタイトルで
興味をそそればければ読んでもらえないのだ・・・
4、本書を通しての感想
この本にキャッチコピーをつけるとしたら
「人につっこむ礼儀とマナーの心得本」
第1章、2章は情報に対しての接し方についてだが
それ以降は、コメントする上での大切なこと、付加価値のつけかたなどなど
初心者でもわかる心得のような内容がのっている。
(この本には、コメント力を求めていたので、第1~2章は軽く読んだだけ。)
「何をコメントしていいのかわからない」「インパクトのあるコメントがしたい」
と普段から感じる人は是非読むことをお勧めしたい~。
きっと読み終えた後に、自分独自の個性を生かしたコメントの発信
の仕方がわかるかと。
また、この本を読む際に自分が上手いと思っている芸能人を思い浮かべながら読むと
面白いかと。あの芸能人はこんなことを意識してるのかーみたいな(笑)。
最後に、コメント力に加えて、竹田流情報の接し方を本書で学べます。
しかし、人によってはもっと具体的な方法を知りたい!!という人も
いると思うので・・・・
そんな人は、本書に加えて池上彰「情報を活かす力」を読んでみてもよいかと。
情報を集めるうえで、お薦めのサイトなどを教えてくれます~。
<お薦めの人>
・コメントを求められた時に、何を意識していいかわからない人
・情報収集をする上での参考にしたい人
・発信する情報に独自性を持たせたい人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ