相手の心理を見破る戦略とは
お疲れ様です
河童の太郎です
能力者バトル漫画を見て
「相手の思うことが手に取るようにわかれば・・・・・」
と思う今日この頃・・・・
どうでもいいですね
さて本題に
今回はこちら
前回紹介した「超集中力」と同様
メンタリストDaiGoさんによる
「心理戦略」の本です
個人的に現在「人の動かし方」を学んでまして
その際に心理戦略・心理学は欠かせないかと思い
手に取ってみました~
では内容に移ります
目次
①内容紹介
②本書を読んでみて
③実践しようとおもったところ
①内容紹介
●メンタリズム4つの基本
①言動を「観察する」
②心理・思考を「分析する」
③相手から「信頼される」
④相手を思い通りに「誘導する」
●握手でわかる!相手の心理状態
前回「カイジ 逆転の心理学」で
相手の体に触れる行為を「タッチング」といい
タッチングすればするほど承諾率が高まるということを紹介しました
そのうちの一つである「握手」
相手の心の状態を知り、更にコントロールするのに見逃せない大きなチャンスである
(p81)と述べられています
ポイント
・手のひらと手の甲の水分量の差を見る
手のひらに汗 →緊張している証拠
手の甲に汗 →単に暑いだけ
・手首にさりげなく触れ相手の脈拍を測る
脈が速くなっているか・変わらないかをチエック
注意点
年上と握手する場合、強く握りすぎると生意気で自信過剰な印象を相手に与える
●10回繰り返せばプレゼンの80%は上手くいく
・「伝わる」企画書の黄金ルール
①絶対に伝えたい重要情報を一つだけに絞り込む
②それ以外の情報はいっそ捨てるぐらいの勇気を持つ
③一つの企画書に3~10回ぐらい自然に登場するようにその情報を入れる
(p103)
ただ繰り返すのでなく「表現を変えて繰り返す」のがポイントだそうです
●ゴルディロックス効果
「売りたい商品」をお客さんに自発的に選んでもらう方法として
商品の情報が少なく・価格帯の選択肢が二つしかない場合 約70%の人が
価格の安いものを選び 価格帯の選択肢が3つになると中間のものを選びやすい
(p148)
という「ゴルディロックス効果」が紹介されています。
この効果を店で利用すると
A商品 60000円 B商品 40000円 C商品 30000円
B~ 一番売りたい商品
A~ Bより高額でハイグレード商品
C~ Bより安価でローグレードな商品
このときの価格差は 「A:B:C=6:4:3」が効果的で
選択肢は3~5つがよい
●「怒りを消す方法」
ここでは感情を整理するための方法として「紙に書くこと」を薦めています
相手に対して ①何にイラッとしたか ②その理由をすべて書く
その中で自分の感情だけでムカついてるものを削除し (相手の話し方がむかつくなど)
論理的に筋が通っているものを残していく。(予定をすっぽかされたなど)
怒りの情報をすべて脳の外に出し 冷静になって論理と感情のバランスの整理をする
また、パソコンに打ち込むよりもペンを持って書くという行為自体ストレスの発散を促す効果があるようです
②本書を読んでみて
前回の「超集中力」今回の「心理戦略」
の他数冊を通して
DaiGoさんの本は
・読みやすい ・理解しやすい ・行動しやすい
の3セットが揃った本だと思われます
ただ、前回紹介した「超集中力」に比べて
今回は個人的に目新しいものはあまりみられませんでした~
勿論初めて知った知識もありましたが
それよりは今まで自分が知っていた・教えてもらった知識を
この本で心理的裏付けと同時に再認識できたなと
実際の現場ですぐに実践できるよう
あと5回~7回ぐらい繰り返し読み込む予定です
③実践しようとおもったところ
・「伝えたいこと」は表現を変えて3回から10回繰り返す
・怒りを紙に書く
・苦手な相手は「いいところよりも」よりも「自分より優れているところ」を探せ
もし皆さんからお薦めの本などありましたら是非紹介してください~
長くなりましたが
今回はここで('ω')ノ