外国人というだけで就職もできない、年金すら受け取れない 「在日外国人 法の壁、心の壁」
お疲れ様です
顔がロシアっぽいと言われる 河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
1、外国人というだけで差別される在日外国人
2、就職できない理由は「外国人」だから
3、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、外国人というだけで差別される在日外国人
京都で、ここは外国ではないかというくらい多くの外国人を見かける。
京都だけに限らず、全体的に見ても日本に在住する外国人は年々増加しているようで、中国、韓国、ブラジル人など多種多様の外人が日本に住んでいる。
日本と諸外国との交流がより深まっていくようでなんだか嬉しくなる~
とプラスに考える人もいるかもしれない。
しかし、在日外国人は外国人というだけで、入浴を断られたり、年金さえも受け取りを拒否されるという人種差別にあっていた。
本書は在日外国人が直面する様々な人種差別問題について語った一冊である!!
あなたと親しい外国人ももしかしたら差別問題に悩まされているかも・・・
2、就職できない理由は「外国人」だから
現在、就活シーズン真っ只中で、この暑い中スーツで駆け回っている人も多いはず。
内定もすでに手に入れた人もいるかと思うが、
もしあなたが外国人というだけで、内定取り消しをくらったら納得できるだろうか?
そんな馬鹿な話があるか、という人もいると思うが
そんな耳を疑うような事件が実際に起こったのが「日立就職差別裁判」である。
日立就職差別裁判とは、在日朝鮮人が日立製作所の採用試験に合格しながら、
在日朝鮮人であるという理由で、採用を取り消され、裁判沙汰になったというもの。
会社側から「外国人は雇わん。非常に迷惑。内定取り消し!!」
と突然宣言されたのだ。こんなこと言われたら、誰だって怒るだろう。
結果的に、この裁判は①解雇無効②未払い賃金の支払い③慰謝料請求額全額払い
という全面勝訴判決を勝ち取り、無事働けることになった~。
とはいえ、この事件はあまりにもひどい差別の一例である。
現在の企業で、ここまでの差別はないだろうと、個人的にはおもっているが。
3、本書を通しての感想
この本を読んで、ぱっと浮かんだのが、
知り合いの韓国人が銭湯に入浴の際、店主に不機嫌な顔されたことを思い出した。
店主からしたら、日本の風呂に外国人が入るのに抵抗があるのだろうか。
年々日本に住む在日外国人は、外国人登録者数を見ても、年々増加している。
日本好きな外国人が増えていると考えてもいいと思う。
でも日本に在住する外国人に対して、日本の法律は厳しいもの。
外国人というだけで、年金がもらえなかったり
外国人というだけで、入居を拒否されたり
教員採用で、日本人が「教諭」なのに対し、外国人は「常勤講師」として採用される。
日本の法律が在日外国人に厳しいせいか。
私たちは無意識に外国人を差別してしまってる感はあるかもしれない。
<お薦めの人>
・外国人の友達がいる人
・人種差別問題に興味のある人
・国際問題に関心がある人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ