「きちんと考える」ってどういうこと? 「自分で考える力」の授業
お疲れ様です
考えた意見が大抵的外れ 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●「きちんと考える」とはどういうことなのか
今までの経験で自分ではきちんと考えているはずなのに
「説得力がない」「ちゃんと考えてからいえ」など
似たようなことを言われたことはないだろうか?
これは「考え抜く」ことができてないために起こることである。
しかし、「考え抜く」とはどういうことなのか、
実際どのようなプロセスを行えばきちんと考えたことになるのか。
本書では「考え抜く力」を欧米の学校での教え方を基に
非常にわかりやすく教えてくれる本である。
●本書を通しての感想
①自分の大事なことに気付くために
②本書を読んでみて
①自分の大事なことに気付くために
日常を過ごしていると、
なぜか納得できなかったり、何がおかしいと
理由はわからないが妙にモヤモヤする気持ちがほぼ毎日と思います。
この本によると日本人は
そういうモヤモヤした感覚を放っておく傾向があるそうだ。
でも、自分が何かに対してモヤモヤした気持ちこそ
自分にとって本当に大事なことなのだ!
ここで自分にとって大事なことに気付く手順を載せておく~
①モヤモヤした感情に気付く
↓
②その感情を放っておかず、認めてあげる
↓
③その感情は何か、正体を探る
↓
④なぜその感情を持つのか、根拠を探る
↓
⑤「〇〇は自分にとってだいじなもの」と認めてあげる
「自分の気持ちがよくわからない」と悩む人は
日常で自分がモヤモヤした感覚をもとめた
「モヤモヤ日記」みたいなのをつけてみるのもよいかと~
②本書を読んでみて
会議や話し合いで自分の意見を発言するときに
自分ではちゃんと考えているはずなのにいざ発言してみると、
「考えが甘い」「それちゃんと考えて言ってる?」
と言われることが多く、
「きちんと考える」ってどういう手順をたどったら
きちんと考えていることになるんだろう・・・
と悩んでるときに見つけたのがこの本。
自分の意見の作り方から違う視点からの発想など
多くの 日本人がなっている「わかったつもり」状態を省き
理解を深めてくれる本である。
書店でも思考本は多く見かけるが、ここまで内容が丁寧で理解の深まる
本はなかなかないのではないかと思う。
ただ、ある程度思考力を身に着けて、論理力の基礎が出来上がってる人
からしたら物足りないかもしれない<m(__)m>
<お薦めの人>
・考えて発言してるはずなのに、的外れな意見を述べてしまう人
・自分の意見を述べるのが苦手な人
・論理の基礎が出来上がっていない人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ