「名人」から学ぶいざという時に最良の判断を下せる「決断力」
お疲れ様です
あらゆる場所で優柔不断な河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
・本書の内容
・著者について
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●常に最良の結果を出すために
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学校、職場、日々の生活。
常に私たちは様々な場所において、自分にとってベストな選択をしなければならない。
しかし、ベストな選択を短時間で下すのはそう簡単なことではない。
短時間で意思決定を強くするにはどうすればよいのか。
「将棋界始まって以来の七冠達成」として日本上の話題になった 天才棋士・羽生善治。
本書では、どんな困難な状況でも、「勝ち続ける」ことを可能にした
一流から学ぶ勝負の極意を羽生善治の体験を通して述べている。
●著書・羽生善治さんについて
将棋棋士。小学六年生で二上達也九段に師事し、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。
19歳で初タイトルの竜王位を獲得する。96年、「七大タイトル」全てを独占。
「将棋界始まって以来の七冠達成」として日本中の話題となる。
<その他著書>
・「羽生の頭脳1~10」
・「大局観」
・「直観力」
<本書を通しての感想>
●「経験」を活かしきるために、同時に精神面を鍛える
本書では「経験」に関して次のように述べています。
経験には「いい結果」「悪い結果」がある。
経験を積んで選択肢が増えている分だけ、怖いとか、不安だとか、そういう気持ちも増してきている。考える材料が増えれば増えるほど、マイナス面も大きく膨らんで自分の思考を縛ることになる。(p32)
私は「経験」はすればするほど良いと思ってます。
多くの「経験」を積むことにより、自分の新しい一面を知ったりなど新たな発見があるからです。
しかし、一方で「経験」が自分を臆病にしているのは間違いないかと。
私の場合、成功体験より失敗の「経験」が多いため、「自分は仕事ができない」という認識を強く自分の中で植えつけられました。
その「仕事ができない」と認識は、あらゆるところで足かせになっています。
新しい選択肢が来た際に、やる前から無理だと決めつけてしまったり
選択するのに躊躇してしまい、一つの選択に無駄に時間がかかってしまったり・・・
では「悪い結果」になった「経験」を活かすためにはどうすればよいのでしょうか。
本書で述べているのは、「経験」と同時に自分自身をコントロールする力を成長させる
「悪い結果」という「変えられないこと」にいつまでも固執するのではなく
「変えられること」にエネルギーを注げるように仕向ける、マイナス面に立ち向かえる理性を養う必要がある。
今の私に必要なことは自分自身をコントロールする力=精神面を鍛えること
今後経験する中でも、自分を追い込みながら精神面を鍛えていけたらなと思います。
最後に本書を読んだらといって、「決断力」が身につくわけではありません。
しかし、「経験」についてもそうですが、集中力、直感などについて「なるほど!!」と心から羽生さんの考えに共感できる一冊でした!!
<お薦めの人>
・決断力、集中力、直感に関して何かしらの疑問を持つ人
・一流の思考に触れたい人
<本書に興味のある方>
今回はここまで('ω')ノ