30代からの成長戦略
お疲れ様です<m(__)m>
河童の太郎です
先日 なまぐさ坊主(ましお)と
「う」について語ってきました
いざ「う」について話せといわれてもなかなか思いつかないもんです・・
さて本題に
今回のテーマは「30代の成長戦略」です
今回はこちら
題名に「思考」と書いてありますが
内容は思考力を速くするというよりは
仕事・作業の効率を今より一層に段階を上げ
見える結果を出すという内容です
では内容に移ります
目次
①内容紹介
序章
戦略内容
②本書を通して
①内容紹介
序章
30代から更に成長する人・止まる人の違い
まず本書で述べているのは
「20代の時の仕事ぶりよりも 30代の時の仕事ぶりが重要」ということ
理由の一つとして
30代になると 20代のころに比べ目の前の仕事が大きくなるからであると
目の前の仕事が大きくなるにつれて 成長できる伸びしろも大きくなるのです
つまり 成長するチャンスは30代の方が大きい
●30代で成長が加速する人・止まる人
30代で成長が加速する人・止まる人(P29より引用)
早い |
初速 |
遅い |
プレイヤー |
立ち位置 |
批評家 |
挑む |
挑戦・困難 |
避ける |
自分で作る |
仕事 |
与えられるだけ |
周囲を巻き込む |
人 |
一人で抱え込む |
社外・他業界に多い |
人間関係 |
社内のみで完結 |
言葉で説明でき 人を育てられる |
ノウハウ |
経験と勘で人を育てられない |
自分で作るもの |
成功例 |
誰かがつくるもの |
↓
決定的に差がつくのが30代
● 3つの成長戦略
戦略① PDCAの「P」でなく「C」に集中させる
PDCAサイクルとは 企業が行う一連の活動を
Plan−Do−Check−Action(PDCA)
という観点から管理するフレームワークのことです。
多くの人はPlan(計画)に時間をかけすぎてしまいますが
ここではCheck 振り返りを重視して
サイクルを回すことをお薦めしています
何気なく行動している経験を無駄にせず しっかり振り返りし 落とし込むことで 自ずと次の行動に落とし込むことができるの!
戦略②「成功要因の展開」に集中し一気に展開する
多くの人は振り返る際に ネガティブな面に 意識がいき 克服することに時間を使います
しかし 苦手分野を克服するというのはよほど切迫性のあるものでないと
モチベーションを維持するのはなかなか困難である・・・
そこで「うまくいった成功体験」にフォーカスする
失敗の克服は「失速しない程度」にとどめ
成功要因を分析し それを一気に展開することに集中する
戦略③ 生み出した時間を「成長」に再投資する
作業がスピーディに進むと
時間の余裕が生まれ 様々な活動に時間を再投資でき 成長というリターンを得られるようになる!
時間に余裕が生まれると 以下の3つに時間を投資できます!
①仕事 ~仕組みづくり
②スキルアップ ~TOEIC
③社外の活動 ~プライベート
余った時間を自分の成長に再投資し、成長速度を加速させよう~
戦略内容
●一行振り返り
戦略①で 振り返りを重視!! と述べました
ここでは 時間がかからず 要点を抑えるトレーニングともなる
1行振り返り を提案しています
では実際にどう書くかというと
日付 + 1行 + (状況や場面) を記録する
何を書いて良いのかわからない人は
「小さな成功」を1行で記録するところから始めてみてください
また記入する際は
・スキルアップ ~「もっと売上を上げたい」 「もっといいものをつくりたい」など
・マインド ~モチベーションがきっかけの出来事・高く保つための工夫
・目的・目標・役割
の3つの視点を意識して記録してください~
例 (p62より引用)
160424 笑顔がいいねとほめられ会議が円滑に進んだ (会議の雰囲気づくり)
(日付は6桁で記入)
自分が行動した結果の成功体験を記入したら 次は「次の行動」を1行で書きます
例 (p66より引用)
160801 忙しさを言い訳に読書を怠っていた
⇐ 切羽詰まったときにどうやって時間を作るか
⇒忙しくても駅前の書店に行き 新刊の動向ぐらいは見ておく
「次の行動」を示す 右矢印 ⇒ で結ぶ
深堀りするときは 左矢印 ⇐ で結ぶ
● 成功要因を見える化する
「たまたま」の成果を「たまたま」で終わらせないため
「成功を振り返る」必要があります!
ここでは具体的にうまくいった行動と結果を分析する方法として
「STAR 」
が紹介されています
状況 (Situation)
課題 (Task)
行動 (Action)
結果 (Result)
の頭文字をとったもの
どんな「課題」を認識し、『行動」し 「結果」にいたったのかを
思考と行動のプロセスに注目しながら 把握していく
というものです。
STARの効果としては以下の効果が見られます
・判断力の強化
・理解力の強化
・記憶力の強化
・指導力の強化
STARでし成功要因を整理することにより
自分が結果を生み出すための「成功パターン」を認識できるようになるようです
相手に自分の体験を伝える際に是非
このSTARを意識して伝えてみてください
②本書を通して
最初にも述べましたが 本書は
成功した「経験」を徹底的に自分の中に落とし込み
作業を更にスピーディにこなし 「見える結果」に拘る本です!
・仕事の効率化を図りたい人
・来年から社会人になる学生
・現在 組織のリーダー・幹部など人の上に立つ立場の方
・同じような失敗を繰り返してしまう方
にはお勧めかと思われます
内容は20代後半の社会人向けの内容ですが
是非 現在学生の方で
得に自分の成長に悩んでる方には一度読んでいただきたいです
「日々の振り返り」の蓄積の重要さが理解できる本かと
今回も情報が多くなってしまいましたが
1行振り返りなど一度実践してもらえたらなと~
今回はここまで(*ノωノ)