ラテラルシンキング ~ 「ずるい」ことは悪くない
お疲れ様です<m(__)m>
河童の太郎です
本当に突然ですが
「13個のオレンジを3人の子供に平等に分けるにはどうすればいいでしょうか」
急ですよね(笑)
でも今回のテーマにも関わってくるので
少し考えて頂けたらなと~
では考えて頂いたことを前提に
今回紹介するのはこちら
今回のキーワードである
「ラテラルシンキング」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか
ロジカルシンキング(論理的思考)
は知っている方はいると思います
ここで先ほどの
「13個のオレンジを3人の子供に平等に分けるにはどうすればいいでしょうか」
この質問に対しての解答例をいくつか挙げます
①4個ずつ分けて余った1個を3等分する
②はかりを使って同じ重量ずつ分配する
③ジュースにしてわける
④オレンジの種を植える
これ以外にもだまだ答えはあると思います
(もしあれば教えてください~)
①②の解答は ロジカルシンキングの発想です
③④が今回のテーマである ラテラルシンキング の発想です
③④は「その場で分配しなければならない」という思い込みにとらわれない発想です
皆さんはどのような解答になりましたか
では内容に移ります
目次
①内容紹介
●ラテラルシンキングとは
●不可欠な3つの力
●練習方法
②本書を通して
①内容紹介
●ラテラルシンキングとは
一言でいうと「発想の枠を広げる思考」です。
自由奔放に発想し、直観を大切にします。
ロジカルシンキングとは違い 「唯一の正解」がありません
ラテラルシンキングで多くの選択肢を得て
ロジカルシンキングで実行する上での問題を考察します
特徴として以下のものがあげられます
①あらゆる前提から自由になる
②今までにないものが生まれる
③問題が最短ルートで解決される
④お金・時間・手間が節約できる
●不可欠な3つの力
①疑う力
常識 先入観 思いこみ など
我々の周りにはあらゆる固定観念が付きまといます
新しい常識は非常識から作られることが多いそうです
日頃から
「なぜ」 「本当?」 「今はね」
という言葉を自分に問いかけ
「疑う力を」鍛える必要がある
②抽象化する力 ~物事の本質を見抜く
抽象化3つのステップ
対象の特定 ⇒ 抽象化 ⇒ 具体化
例 ヘンリー フォード 自動車
馬車 ⇒ 速く移動するもの ⇒ 自動車
また本質を見分ける訓練として
日頃からあらゆるものに対して
「〇〇するもの」という公式に当てはめて考える
という方法が紹介されています
例 「新聞」の本質とは
①新聞を「物体」として
・情報を伝えるもの
・広告を載せるもの
②新聞を「情報」として
・広告デザイン見本
・キャッチコピーの参考資料
こんな感じで30通りの使い道を考えよう!
言い換えると
「偶然を偶然として無視しない力」です
偶然からインスピレーションを得るために
なんでも当たり前だと考えるのでなく 当たり前の事こそに驚く癖をつける
セレンディピティという能力は
常に驚き 感動することで磨かれていくのだそうです
●練習方法
ここではラテラルシンキングの練習方法の一部を紹介します
①広告ミックス
電車でたまたま目にした雑誌広告の内容を
中づり広告や車窓から見える広告と組み合わせるもの
②着ぐるみシンキング
自分を脱ぎ捨て 他の誰かになりきるトレーニング方法
例 総理大臣だったら どう考えるか?
織田信長ならどう考えるか?
ただ仮定するのでなく 相手になりきる様をイメージする必要がある
このように他人の視点をかりることで 意外な発見があるようです
「理想」と「現実」の間を埋めることで解決策を発見するトレーニング法
髪の中央に四角を書き 中央の四角がブラックボックスです
左にあなたの身近にあるもの 右に理想の形を書く
ブラックボックスを掘り下げていき 発明や商品開発の手がかりをみつけていく
②本書を通して
本書の内容は人によりますが
30分~1時間程度よめるものかと
ロジカルシンキングの本を一冊読んでる方は
ラテラルシンキングと比較しながら楽しめるかと
ここでは挙げれませんでしたが
ラテラルシンキングの発想の詳細の一つとして
「ダメな部分」に隠れている宝物を探そう!
という章があります
内容は
マイナス面を違った角度から捉えなおすと新しい局面が見えてくるというもの
私は物事や人間関係もマイナスな情報が入ると
その情報しか目に見えてこない状態が続く時があります
この本書を通して
マイナスな情報にとらわれるのでなく
自分に一度距離をおき
違った視点で見れるよう心がけようと思います
今回はここまで
ではまた(*ノωノ)