ゲームの攻略本なしに生きていけないほど貧弱になりました 「5月まとめ」

お疲れ様です

懐かしの「ゼルダの伝説にはまっている 河童の太郎ですm(__)m

 

GWは懐かしの友人と飲みながら笑いあったり、バーベキューではっちゃけたり・・・

 

なんてことは一切なく、ゲーム三昧、アニメ三昧、ネット三昧と家にフルコミットし、家での生活を思う存分楽しみまくった連休であった。

「5月 フリー」の画像検索結果

 

そんなひきこもり生活を送る中

最近、懐かしの64版ゼルダの伝説 時のオカリナにはまっておりまして~

(以下「時オカ」と記す)

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僕が幼稚園か小学生ぐらいの時に流行ったもので、家に帰ると宿題放り出して

テレビの前に座り、親の目を盗みながらモクモクとやっていた覚えがある。

 そんな「時オカ」に懐かしさを覚えたのか、今更ながら再びプレイすることになった。

 

 

やり始めたときは、「嵐の歌最高ーー」「こんなキャラいたなー」と懐かしさで一杯だった。だが、懐かしさ以上に自分の情けなさを感じる衝撃を受け取る結果になった・・

 

 

①子供時代にできてオッサンにできなくなったもの   

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任天堂HP 「ゼルダの伝説 時のオカリナ3D」 より引用)

 

 ゼルダシリーズと言えば、「謎解き」。各ダンジョンの謎を解いた時の「トゥルルトルルルン~」の快感がたまらん人もいるかと。しかし、この謎解きが結構難しい。

子供の頃、ステージ1からつまづき「時オカ」を見るのが嫌になったことも。

 

子供時代は各ダンジョンでつまづいたとき、「剣がだめなら爆弾」「ここでオカリナつかうんじゃないかな~」とよく試行錯誤して、次々に現れた困難を粘り強く解決した。

 時間をかけて考えて考えた結果、謎が解けた時の快感はこの上ない~。

 

 オッサンになった今はというと、ゲームでつまづくとすぐに攻略本に頼ってしまう。

試行錯誤とかどうでもいいから、とにかく早くエンディングが見たいのだ。

 そんな苦労なしにたどり着いたエンディングでも、満足してしまう。

 

子供の時は、どんな困難が立ちふさがろうと考えてはやってみての繰り返しで

 自分なりに答えを導きだすことできた。

 

でもオッサン時代に突入してからは、攻略本に載っているゲームの既存の答えを得るだけでなぜか心が満足してしまう。

 

 

 ②攻略本に頼ってしまうオッサンになったわけ   

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子供のころに頼らなかった攻略本。

 子供に比べ、オッサンは考える体力も知識も飛躍的にアップしたはずなのに

なぜ攻略本に頼らないと生きていけなくなったのか。

 

 

 理由の一つに、自分が育った環境の影響はあるかと。

 小学生のころから、自分が進むべき進路は当然のように親が決めてきた。

進路だけでなく、部活も趣味もほとんどが親に決められていた。

 

 

 自分の意志はあったと思うが、予想以上の親の権力に抗えなかった。

 いつしか自分は、自分の人生を親に預けるように。

つまり、自分で自分の進路を考えることをやめていた・・・

 

 

 絶対とは言わないが、オッサンの自分が攻略本に頼ってしまうのは

考えることから逃げ、目に見える安心感が欲しいからなのかもしれない。

 

 

 ③日本はゲーム攻略本が売れる国     

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「ゲーム攻略本が売れる国」

 

 この言葉は僕が好きな著者の一人である長倉顕太さんの言葉である。

(親は100%間違っている p168)

kingdam1600.hatenablog.com

 

長倉顕太さん曰く、

現代の日本人は、日本の教育システムにより「答えがどこかにある」と洗脳されて

 自分で答えを創造することができなくなっているようだ。

 

ゲームで言うと、ゲームの攻略本のような既に答えが載っているものに頼り

自力で答えを見つける人間が減ったようである。

 

 

 

 僕は、ゲームを買うときは必ず攻略本もセットで購入することが日常である。

 エンディングが早く見たいのもあるが、それ以上に安心感がほしいのだ。

 

 ゲームの攻略本同様に、自分の人生でも無意識に「人生攻略本」ようなものに

 依存してしまっているようだ・・・・・

 

 

 ④まとめ            

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「時オカ」の主人公リンクは、「時の神殿」という場所で剣を抜いたら立派大人になっている。武器も「コキリの剣」から真の勇者だけが持てる「マスターソード」に変わったり、馬に乗れるようになったり、魔法が使えたりと大人になってスキルがかなり高くなっている。

 

立派になったのは見た目だけじゃない。単独で盗賊の谷に人助けに向かったり、世界を救うため大魔王に勇敢に立ち向かっていく。精神的にも立派な大人。

 

 

そんなリンクに比べて自分はどうだろうか。

子供時代は何の制限なしにやりたいことをおもっいきりやった。

でも、オッサンは自分が勝手に作った見えない蜘蛛の糸にがんじがらめになって

 守りたいものを素直に守れない。

 

 

僕が時の神殿で剣を抜いて10年後の自分になっても

おそらく成長したのは「価値のないプライド」という項目が以上に高く

なっただけであろう。

 

 

 こんな感じに「嫉妬心」を2次元のキャラに向けているという

第三者からしたら気味の悪いスキルを身に着けた今日この頃である。

 

 

自力で「答え」をつくりだせるようにするためにも

まずは、既存の答えがのったゲームの攻略本を捨てることから始めるのがよいだろう。

 

 

次にプレイ予定のムジュラの仮面では

是非とも攻略本なしにクリアしたいものである~。