女の嫉妬は怖いが男の嫉妬もかなり怖い 「嫉妬と自己愛」
お疲れ様です
「自己愛」が0に近い 河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
1、人の負の感情との接し方
2、嫉妬はきつね色に焼くのがちょうどいい
3、他人の「やっかみ」の回避の仕方
4、本書を通しての感想
<本書の内容>
1、負の感情との接し方
今まで自分は割と嫉妬しないほうだと思っていた。
でも、最近友人が自分より何かに熱中してるのを見て妙にモヤモヤした感情が
ふつふつと湧き上がった感覚が自分の中にあった。
第三者いわくこれが「嫉妬」というものらしい。
そもそも「嫉妬」とは何なのか、「自己愛」とどういう関係なのか。
「嫉妬」が薄れ、「歪んだ自己愛」が肥大化する時代で
人の「負」の感情の対策を本書は教えてくれるでしょう~。
2、嫉妬はきつね色に焼くのがちょうどいい
「嫉妬はきつね色に焼け」
「経営の神様」と呼ばれ、パナソニック創業者でもある松下幸之助の言葉である。
嫉妬心は「あいつに負けてらんねぇー」といったようにほどよく妬くぐらいがよく、
妬きすぎると自分を制御できなくなり、他人を陥れたりなど取り返しのつかないことになるというもの~。
「嫉妬」という感情と上手く付き合っていくのは非常に難しいと思う。
嫉妬心を上手く利用できたら、何かを成し遂げるためのエネルギーに変わり、自分自身を励まし続けてくれる。僕が大学受験を乗り越えられたのは、この「嫉妬心」のおかげでもあるので、一様に嫉妬を悪いものとは言えない。
しかし、大部分の人はこの嫉妬心に流されるままに生きているじゃないだろうか。
自分の身近な人が昇進したり、スキルが高い・目立っていると自分より上の立場にいる人に対して、「自分も負けてらんないなー」と清々しい気持ちを保てるかというと自分がよほど上手くいってない限り困難じゃないかなと~。
3、他人の「やっかみ」の回避の仕方
僕たち人間は必ず何かの組織に所属することになる。
そして組織のような人が集まる場所では絶対に「嫉妬」を避けることは不可能。
いくら自分の嫉妬のマネジメントができても、他人の嫉妬を上手く回避できなければ
責任を押し付けられたり、無実の罪をかぶせらたりなどひどい目にあわされる。
本書で紹介されている鈴木宗男さんは、人の嫉妬に鈍感で職を奪われてしまった。
本書では人からの「やっかみ」のかわし方として
ジャーナリストである政治評論家の竹村健一さんのかわし方が紹介されている。
①お願い事があるときには、必ず自分から相手のところに出向くこと
②人の悪口を言わないこと p171~172
①竹村さんは誰に対しても何かお願いをする時は「君、ちょっと来てくれないか」
などと人を呼びつけることはしなかったそうだ。
ちなみに自分より力が上の人間から声をかけられた場合は、力のある相手の領域に足を踏み入れたら、丸め込められる可能性があるため、「絶対に相手の許に行かない」というポリシーを貫いているようです。
②これは簡単そうでかななり難しいと思われる。
竹村さんいわく、「陰口といっても必ず表に出るから、絶対にしない」という姿勢を貫ぬいているそうだ。
どんなに口が堅い人でも、ついポロリと口を滑らすこともある。
そのポロリと出た陰口が、他人に聞こえたらその人はあなたに嫉妬や憎悪をの念を抱くことになるでしょう~。
4、本書を通しての感想
「嫉妬」と聞くと、女性同士のネチネチしたいやーな感じのイメージが強い。
でも、本書を読んで男の嫉妬も爽やかさのかけらもない非常にねっちこく、
ほっとくと恐ろしいものだと感じた。
他人の嫉妬に気づかない人は将来的に必ず何かしらのとばっちりを受ける。
「人の嫉妬なんかほっとけばいい」と軽い気持ちで受け流していると
たばこの不始末が大火事になるように、後々自分の全てを奪われることになる・・・
「嫉妬」が厄介なのは、なかなか火元がわからんこと。
仮に自慢話を全くしない人間だとしても、嫉妬する人はする。
何気ない普段の会話でも嫉妬されることはある。
何をスイッチに嫉妬が生まれるか全く見当がつかないのだ。
なので、人からの嫉妬を回避する方法として、竹村健一さんの2点に加えて
嫉妬心の強い人を見極めて、距離のとりかたを考える、
という方法を心がけようかなと。
できることなら何のトラブルもなく、気楽な人生を歩みたい方
その一歩として、嫉妬の傾向、対策を本書でしっかり学び
理解を深めてみるのはいかがでしょうか~。
<お薦めの人>
・嫉妬と仲良くやってきたい人
・人からの妬みを上手く回避したい人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ