世の中は決定的に不公平   サイコロジカル上下

お疲れ様です

クビキリサイクルOVA化に大興奮 河童の太郎ですm(__)m

今回紹介するのはこちら

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目次

・本書の内容

・本書を通しての感想

           

●本書の内容

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 天才技師・玖渚友(くなぎさ とも)に連れられて、かつての「仲間」である兎吊木垓輔(うつりぎ がいすけ)を救出に向かう「ぼく」。彼が囚われている研究所は堕落三昧(マッドデモン)と呼ばれる斜道卿壱郎博士の謎めいた研究施設であった。

 

そして研究室で対面する「ぼく」に兎吊木はこう問う

「きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?」と

 

次の日 兎吊木との会話を続きをしようと、彼の研究室を訪れる

しかし、そこで目にしたのは・・・・・

戯言シリーズ」第四弾。上巻・下巻の2冊でお楽しみください

          

●本書を通しての感想

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読んだ率直な感想としては

気持ちの良い騙され方

 

語り部である「ぼく」が密室のトリックを説明している場面辺りから

「本当にこんなトリックできるのか」「真相解明の流れがあっさりしすぎる」と

穴だらけの推理に疑問を抱いていたが

 

最後にちゃんと、推理が雑になった理由などを含めてまとめて明確にしてくれたので

スッキリした気分で読み終わることができた!

 

それにしてもこの「サイコロジカル」は

舞台が研究所ということもあるのか、話が難しい・・・

上巻だけ読んでも、哲学的なことも多く 「全然話が見えてこない」と思う人も多いんじゃないかなと

 

下巻クライマックスも 一回読んだだけでは 何が起きてるのか理解できない

二回目で「あー だからこの人がこの場面に登場してるのか」と納得できました

 

 

●本書を読むうえで

 

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戯言シリーズクビキリサイクルを読んだ方はわかると思いますが

発見された<首なし死体>には、なぜ首を切り落として殺したのか

ちゃんと理由がありましたよね?

 

今回の事件も 両腕がもがれ、目に刃物が刺さっていたり

一見、頭のいかれた犯人による猟奇的殺人に見えますが

こうした殺し方をしたのには理由があります

 

「なんでこんな殺され方をしたのか」と考えてみると

犯人や事件の真相がわかるかもしれません~

 

シリーズも4作目に入り、過去の作品に登場した人物の話がでてきたりなどもあり

ここから「戯言シリーズ」を初めて読むのは厳しいかと思います*1

 

戯言シリーズ」に興味を持った方は

是非 1作目のクビキリサイクルから読んでみてください

           

 <お薦めの人>

 ・「戯言シリーズ」を1作目から読んでる人

西尾維新の作品を読んだことのある人

 

<本書に興味のある方>

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今回はここまで('ω')ノ

*1:+_+