知識は無料にすべきか、有料にすべきか 「知の進化論」
お疲れ様です
圧倒的知識不足 河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
・本書の内容
・著書について
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●秘匿から公開、有料から無料で提供される知識
知識の価値は隠匿と公開どちらのほうが価値が高まるのだろうか?
印刷技術が発明される前、知識や情報は一部の権力者・専門家にしか得れないものであった。知識は隠匿によって価値を持ったのだ。
しかし、15世紀ヨーロッパに印刷術が発明された結果
知識伝達と拡散のコストが低下し、広い範囲の人々が知識を得られるように
更には、1990年代インターネットが発達したことにより、状態が根本的に変化
今まで有料であった知識 が、誰もが無料で知識を得られる時代になったのだ。
情報を無料で提供するようになった時代
しかし、無料で情報を提供するということは情報供給のインセンティブ喪失を招く。
その結果、発信される情報の質は低下してしまう・・・
今の時代 知識の価値はどこに見いだされるのか?
●著書・野口悠紀雄さんについて
元官僚、経済学者。一橋大学名誉教授。専門は日本経済論、ファィナンス理論。
<著書>
・「超」整理法シリーズ
・「超」勉強法シリーズ
・「超」整理日誌シリーズ
・「超」シリーズ
<本書を通しての感想>
●無料で知識の拡散に感じること
インターネットの普及により、検索欄にキーワードを入れるだけで
自分の欲しい知識・情報がいつでも無料で手に入れらるようになりました。
私を含めた情報を受け取る側からしたら、知識を無料で得れることは非常にありがたいこと。
わざわざ図書館などに行かずとも、多くの知識・情報を簡単に短時間で知れるのは便利すぎる~と思っていますが、勿論いいことづくしというわけでもありませんよね
例えば
・情報の取捨選択に苦労する
・知識のしったかぶりの続出
・サイトを作っても上位の検索キーワードに引っかからないとみてもらえない
などなど他にも色々あるかと
個人的に知ったかぶりの続出が目につきます
無料で知識を手に入れることが可能になり、誰もが知識人になれるようになりました。
しかし、知識を持ってることに満足してしまう。
ある人の発言で「いいこと言ってるはずなのに、なぜか薄ぺらく感じる」と思う人は、自分の中に落とし込まずに、知識をただ引用しただけかと
知識は実践、または自分の中に落とし込んでこそ初めて本当の知識になるもの
私自身も知識を得るだけでなく、一度自分の中に落とし込んでいくことを心がけようと思いますm(__)m
<お薦めの人>
・グーグル、SNSなどの仕組みに興味のある方
・知識・情報の今後の展開が気になる方
<本書に興味がある方>
今回はここまで('ω')ノ