増加する「自分が発達障害かもしれない症候群」 「発達障害」
お疲れ様です
毎年尿検査にひっかかる 河童の太郎ですm(__)m
今回紹介するのはこちら
目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●「発達障害」についてどこまで理解してますか?
近年「発達障害」という言葉を様々なメディアで見かけることが多くなった。
そのせいか、「空気が読めない」「同じ失敗を繰り返す」人は
「発達障害」と指摘され、精神科に行く人が増加している。
しかし、ただ空気が読めないからといって「発達障害」と
決めつけるのは間違いなのだ。
「発達障害」という言葉が浸透した一方、誤解も生じている。
是非興味のある方は、この本で「発達障害」に関する正しい知識を
身に着けてほしい!
<本書を通しての感想>
①発達障害とは
②本書を読んでみて
①発達障害とは
発達障害は脳機能の発達が関係する生まれつきの障害である。
発達障害の原因はよくわかってなく、しつけや育て方が関係するわけではない。
発達障害を抱える人は、相手の気持ちが分からなかったりなど、
対人関係をつくるのは苦手であるようだ。
本書では発達障害の特徴として、ASD・ADHDの2つを紹介している。
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
主な症状としては、コミュニケーション力の障害、強いこだわりなどである。
相手の気持ちが分からない、人と会話がかみ合わないと可能性あり。
・ADHD(注意欠如多動性障害)
主な症状は「多動・衝動性」と「不注意」が主な症状である。
子供のころから遅刻や忘れ物が多かったり、集中力が続かないと可能性あり。
②本書を読んでみて
この本を買ったキッカケとしては
自分が「発達障害」かもしれないと思ったり
周りから指摘されたこともあったということが昔あったことが関係する。
何度も同じ失敗を繰り返す、人より理解力が遅い、じっとしてられないなど。
何度か発達障害を疑ったことはあった。
でも、人とのコミュニケーションが苦手なわけではないし、
相手の気持ちを理解できないわけではないと思っている。
(あくまで主観ですが)
たまたま書店でこの本が目に入ったので
これを機に一度じっくり調べてみようと思いました~
もし自分が発達障害かもしれない・・・と心配な人は
ネット上の「発達障害 診断」をやってみるのもよいかと。
ADHD症状チェックリスト:成人(18歳以上)用|大人のためのADHD情報サイト
それでも心配で、もっと正確な診断が欲しい人は
精神科の診断を受けるのも一つの手です。
ただし、あくまで一つの目安として。
というのも、発達障害の問題点として、診断の不正確さがあるからだ。
単純に空気が読めないといった対人関係が苦手だからといって
発達障害と決めつけることはできない。
(統合失調症や対人恐怖症の可能性もあるから)
うつ病や他の精神病と間違えられたりすることもあり
病院の診断でも発達障害を見極めるのは難しいようだ・・・
貴方の周りにいる
空気を読めなかったり、失敗を繰り返したりする人は
発達障害かもしれないし、それ以外のものかもしれない。
どちらにせよ「発達障害」を理解することは
きっとそういった悩みを抱える人の助けになるのではないかと思う。
<お薦めの人>
・自分が「発達障害」かもと少しでも感じてる人
・ASD、ADHDなどに興味がある人
・子供に携わる仕事についている人
<本書に興味のあるひと>
今回はここまで('ω')ノ
「きちんと考える」ってどういうこと? 「自分で考える力」の授業
お疲れ様です
考えた意見が大抵的外れ 河童の太郎です<m(__)m>
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目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●「きちんと考える」とはどういうことなのか
今までの経験で自分ではきちんと考えているはずなのに
「説得力がない」「ちゃんと考えてからいえ」など
似たようなことを言われたことはないだろうか?
これは「考え抜く」ことができてないために起こることである。
しかし、「考え抜く」とはどういうことなのか、
実際どのようなプロセスを行えばきちんと考えたことになるのか。
本書では「考え抜く力」を欧米の学校での教え方を基に
非常にわかりやすく教えてくれる本である。
●本書を通しての感想
①自分の大事なことに気付くために
②本書を読んでみて
①自分の大事なことに気付くために
日常を過ごしていると、
なぜか納得できなかったり、何がおかしいと
理由はわからないが妙にモヤモヤする気持ちがほぼ毎日と思います。
この本によると日本人は
そういうモヤモヤした感覚を放っておく傾向があるそうだ。
でも、自分が何かに対してモヤモヤした気持ちこそ
自分にとって本当に大事なことなのだ!
ここで自分にとって大事なことに気付く手順を載せておく~
①モヤモヤした感情に気付く
↓
②その感情を放っておかず、認めてあげる
↓
③その感情は何か、正体を探る
↓
④なぜその感情を持つのか、根拠を探る
↓
⑤「〇〇は自分にとってだいじなもの」と認めてあげる
「自分の気持ちがよくわからない」と悩む人は
日常で自分がモヤモヤした感覚をもとめた
「モヤモヤ日記」みたいなのをつけてみるのもよいかと~
②本書を読んでみて
会議や話し合いで自分の意見を発言するときに
自分ではちゃんと考えているはずなのにいざ発言してみると、
「考えが甘い」「それちゃんと考えて言ってる?」
と言われることが多く、
「きちんと考える」ってどういう手順をたどったら
きちんと考えていることになるんだろう・・・
と悩んでるときに見つけたのがこの本。
自分の意見の作り方から違う視点からの発想など
多くの 日本人がなっている「わかったつもり」状態を省き
理解を深めてくれる本である。
書店でも思考本は多く見かけるが、ここまで内容が丁寧で理解の深まる
本はなかなかないのではないかと思う。
ただ、ある程度思考力を身に着けて、論理力の基礎が出来上がってる人
からしたら物足りないかもしれない<m(__)m>
<お薦めの人>
・考えて発言してるはずなのに、的外れな意見を述べてしまう人
・自分の意見を述べるのが苦手な人
・論理の基礎が出来上がっていない人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ
最後までやり抜ける人と途中で挫折してしまう人の差は・・・ 「GRIT やり抜く力」
お疲れ様です
何事も2日で心折れる 河童の太郎です<m(__)m>
今回紹介するのはこちら
目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●成功する人の共通点は、最後まで「やり抜く力」
成功を収める人とはどんな人だろうか?
「生まれつきの才能」で全て決まると思い込んでいる 人も多いはず。
しかし、実際は「生まれつきの才能」は重要ではないのだ
「才能」よりも大事なこと、それは「やり抜く力」である。
あなたの周りで、目覚ましい結果を出す人たちは
一つのことを地道に最後まで続ける、「やり抜く力」を持っているのだ
あなたがどんなに素晴らしい「才能」に恵まれても
地道な努力を継続している人には勝てないのだ
●本書を通しての感想
以前紹介した「自助論」を読んで
「地道にコツコツ頑張る大切さ」というのを学びました。
でも、じゃあ最後までやり抜くには何が必要なんだろうと思い、
本のタイトルに惹かれ購入しました~
自分が今まででやり抜いたものとして 約12年間やり抜いた「剣道」である。
前もいったかもしれないが、何事も始めても、2日しか続かない・・・
僕は圧倒的に「やり抜く力」が足らない(笑)
しかし、どいうわけか「剣道」だけはやり抜くことができた。
理由を本を通して考えてみると
・親が厳しかった
どんなに部活がいやでも、辞めることを許してくれなかった
・周りの人間が粘り強い人が多かった
どんなに練習がしんどくても、常に高い目標を持ち継続し続ける
人間が僕の周りに多く、それをみて僕も「負けてたまるか!」
という気持ちになってたかもしれません
・コーチが厳しくかつ温かい人であった
練習中は鬼のように厳しいが、練習以外では自分を気にかけてくれたり
気さくに接してくれる人柄であった。もしかしたらこの人のために
頑張りたい!!という気持ちが心の奥底にあったかも。
理由を見てみると どうやら僕は
まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらってるようで
今後は「やり抜く力」を伸ばす方法のひとつである
「内側から伸ばす」方法(目標設定能力、絶望的な状況でも希望を持つなど)
を伸ばすことに焦点を当てていきたい
この本は「やり抜く力」を得るためにどういものが必要か
なぜ「やり抜く力」が必要なのかを様々な研究を裏づけに
実証した一冊である。
内容は様々な心理学研究をちょくちょく挟んでることもあり面白い
しかし、すこし全体的にまわりくどくようにもおもえる。
また、具体的な実践方法が載っているわけではないので
もし一つのことをやり遂げる、続ける方法を確実に身につけたい!!
という人がいたら、これと合わせて
30日で人生を変える「続ける習慣」を読んでみてもよいかと
<お薦めの人>
・何事も挫折してしまう人
・一つのことをやり遂げる仕組みが知りたい人
<本書に興味がある人>
今回はここまで('ω')ノ
こうやって私たちは知らないうちに洗脳されていく 「マインド・コントロール」
お疲れ様です
自分軸ブレブレ 河童の太郎ですm(__)m
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目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●マインドコントロールの仕組みを知り、上手く応用する
「マインドコントロール」という言葉を聞いて何を思いうかべるだろうか
おそらく多くの人が人の心を支配する「洗脳」という
マイナスイメージを持つ人が多いのではないか。
しかしマインドコントロールには
普段以上に能力を発揮させたり、より高いパフォーマンスを実現させる
ポジティブな側面も存在する!
つまり マインドコントロールは使い方次第で
毒にも薬にもなるのだ!
洗脳されやすい人の傾向、マインドコントロールの原理、歴史など
この一冊で「マインドコントロール」のすべてがわかるといっても過言でない
●本書を通しての感想
①こんな人が洗脳されやすい
②本書を読んでみて
①こんな人が洗脳されやすい
1、依存体質
主に相手に嫌われたり、ぶっかつたりすることを避けようとしたり
自分で決断できず、強い意志を持った人に決定をゆだねるなどの特徴がある。
小さい頃から、親の顔色ばかり伺い自分を過度に抑えてきた人ほど依存体質に
なりやすいようです。
2、暗示にかかりやすい
特徴として、人の言葉を真に受けやすい、信心深い、嘘をつきやすいなどが
挙げられる。疑うことを知らず、何でもかんでも信じてしまう人は要注意!
3、自己愛のバランスが悪い
大きな夢をもつと同時に、自分に対して自信がなくありのままの自分を
愛せない。大きな理想をもつことで、バランスを保とうとしている。
4、ストレス・葛藤などで心が弱っている
普段はしっかりしている人でも、挫折や病気などで心が弱ってるときは
マインド・コントロールを受けやすい。
5、周囲の支えがなく、孤立してる
周りの支えがあるときは、気持ちにも余裕があり、簡単には人からの支配を受けない。
しかし、孤立している時は相手をよく判断せずに頼ってしまいがちになり、
騙されやすくなっている。
主にこの5つの状態の時に、人はマインド・コントロールを受けやすい
特に依存体質の人は要注意! 騙されやすい人の最大の特徴なので・・
(自分もまあま危ない笑)
騙されやすい人の主な5つの要因を挙げましたが
じゃあ、これ以外の人は絶対に大丈夫!!!というわけでもなく
普段行動力もあり、なんでも自分で決断できる人でも
必ず挫折やストレスは付きまとうもの。
難しいかもしれないが、普段から心に余裕を持てるようしておかないと
簡単にマインド・コントロールを受けてしまうのだ。
②本書を読んでみて
「洗脳」と聞くと
宗教・テロなどを連想する人は多いんじゃないでしょうか~
でも「洗脳」って実は僕らの日常でも身近なものとしてあるようです。
マインドコントロールの原理の一つとして
「情報入力を制限する」というものがある。
これは外部からの情報を遮断し、一つの目だけに集中させることである。
例をあげると、予備校などがそうじゃないかな
「志望校合格!!」という一つの目的に絞り、勉強以外の情報を与えず
合格のみ目を向けさせる。
こうやって考えてみると、予備校も人を洗脳する場所みたいなようにも
見えなくはない。
予備校だけに限らず
私たちは必ず何かしらの団体・組織なりに所属することになる
その際に、その組織のルール・目標に少なからず影響を受けることになる。
ここで大事なのは、一つの視点に絞らず、客観的に周りと比べ
自分にとって何が本当に正しいのか考えることである。
そして、可能なら常に心に余裕を持たせることかなと
気持ちに余裕がないと正常な判断ができなくなるので
最後に「マインドコントロールを受けやすい5つの要因」が
ほぼ当てはまった自分はかなりやばいと少なからず
ショックを受けております<m(__)m>
<お薦めの人>
・自分が騙されやすいと思っている人
・心理学に興味がある人
・洗脳の仕組みを知りたい人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ
人生で何を大事にし何のために生きるのか 「ザ・ミッション」
お疲れ様です
最近特に本能の赴くままに生きている 河童の太郎ですm(__)m
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目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●自分の人生により大きな意義と目的を
「自分の人生は本当にこれでいいのか」
「自分のやりたいこと何なのか」
「なぜ仕事で成功しても幸せではないのか」
誰もが一度は疑問を抱くことではないだろうか
この答えを知る手段の一つとして
自分の中の価値観の優先順位で知ることである
この本は自分の価値観を知る様々なワークが用意されている
このワークを通して
自分の進むべき道を見つけてみるのはいかがだろうか
●本書を通しての感想
①「気にしない」「気にする」「気にかける」
②本書を通して
①「気にしない」「気にする」「気にかける」
「気にしない」「気にする」「気にかける」
この3つは私たちの日常でよく使う言葉でもあるかと思います。
この3つの違いとして
・「気にしない」~自分の価値観より他人の価値観を軽く見ている状態
・「気にする」~他人の価値観を自分の価値観よりも重く見ている状態
・「気にかける」~自分の価値観と他人の価値観を同じように認めている状態
説明からも分かるかもですが
この3つの言葉で自分が相手の価値観を
どう見ているかがわかります~
僕はこの3つで「気にする」状態が多いかと
人と接するときに相手のことを尊重することを心がけている
でも、それって無意識に自分を犠牲にして一種の自己満足で
自分の中でおわらせてしまっているんだなーと
相手も自分の価値観を同じくらい認め
人間関係を生き生きさせるためにも常に「気にかける」
状態に持ってく必要があるようです~
②本書を通して
この本全体が自分の価値観を整理するためのワーク本である。
全21章を通して、自分が本当に大事にしている価値観を見つける。
この本を通しての自分の気づきとして
・自分があこがれる人の共通点
・トラウマとのけじめのつけ方
・日常で常に欲している価値観
など
全21章がワークとなっていて、全部のワークをやると
相当な時間を費やすことになる(*_*)
ただ、費やした分だけ自分にとって大きなものになるのは間違いないかと
今年就活をする学生には自己分析の手段一つとして
社会人の方には今後の自分を方針を明確にするものとして
利用するのもいいんじゃないかなと~
自分が大切に思っている価値観などは
年を重ねるごとに、変わっていくもの
この本のワークを一度やっただけで終わらせず
一年毎など期間をあけて、繰り返しやることをお勧めしますm(__)m
<お薦めの人>
・自分の軸をしっかり固めたい人
・今後の自分の生き方が曖昧な人
・自分の人生に少なからず疑問を感じている人
<本書に興味のある人>
今回はここまで('ω')ノ
もし今日が人生最後の日だとしたら何を一番後悔しますか 「あした死ぬかもよ?」
お疲れ様です
今までの人生で5回ほど死にかけた 河童の太郎ですm(__)m
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目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●「死」と向き合い、本当の自分に会いに行く
もしあと数秒で自分の心臓が止まる・・・
自分に「死」が迫るとき あなたは何を想うだろうか。
残念ながら、人はいつか必ず死ぬ
もしあなたが人生最後の日を迎えたとき
一生に一度しかない人生を
心の底から悔いのない人生だったといえますか?
この本は「死」と真剣に向き合い
今までの古い自分を終わらせ 新しい自分を始める
「死」と向き合うことで 自分の「生」を考え直すのだ
●本書を通しての感想
①本書を読んでみて
②これだけは失いたくないものベスト5
①本書を読んでみて
私たちが「死」を意識するときはどういうときでしょう?
親しい人間が亡くなったとき
生まれつき体が病弱で明日も生きれるかわからないとき
身の危険が迫ったような状況に出くわしたとき
など
そのような時に初めて「死」を意識するのではないだろうか
そしてそういう場面に出くわして初めて
自分が死んだらどうなるのか、「死ぬ」ってどいうこと?
など不明確な「死」について真剣に考える。
自分が死んだときをいきなりイメージするのは難しい
でも、「死」について一度考える機会をくれるこの本は
素晴らしいと思われる。
この本を読んだからといって
次の日から一日一日を大切に生きよう!!
と思い続けるのは難しい
(常に死と隣り合わせの生活をしていない限り)
しかし、間違いなく今自分が死んだら
一生今までの自分の人生を悔いるだろうな~
と強く思うのは間違いない
②これだけは失いたくないものベスト5
この本にはいくつかの自分と向き合うワークが載っている。
そのうちの一つ「これだけは失いたくないもの」について
友人と本の感想を言い合うときに少し話題になったので紹介します
皆さんにもなにかしら
これだけは絶対に失いたくない!!
というものがあるかと
ちなみに僕は
①自分の意志
②感謝の気持ち
③友人
④成長意欲
⑤今までもらった寄せ書き
の5つになりました~
⑤今までももらった寄せ書き、というのは
受験時代お世話になった塾講師、部活の後輩たち
団体メンバーからもらったものなど様々
なんだかんだ心の支えとなっていて、手放せないものになっています~
皆さんのこれだけは失いたくないものはなんでしょうか?
<お薦めの人>
・人生に悩みを抱える人全般
・自分と向き合う時間が欲しい人
<本書に興味のある人>
あした死ぬかもよ? | ひすいこたろう |本 | 通販 | Amazon
今回はここまで('ω')ノ
広告業界の覇者・電通が教える「鬼」気くばり術
お疲れ様です
初めての土下座はお世話になった塾講師 河童の太郎ですm(__)m
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目次
・本書の内容
・本書を通しての感想
<本書の内容>
●ただの気くばりではない「鬼」気くばり
「気くばり」のできる人間というのはいつの時代も優遇される
実際、気くばりのできる人間は 上司に好かれ、出世するスピードも早い。
歴史上でも、豊臣秀吉・石田三成を例に見てみるというまでもない。
逆にいうと、気くばりができないということは
営業先でもスタートラインに立つことすらできないのだ。
「どんな人でも努力しないで必ず成功する気くばり」のポイントを
36個厳選して一冊にまとめた本である。
●本書を通しての感想
本書は
普通ここまでやるか? というものから
これはできないとやばいなー、といった基本的ものまで
電通の営業マンが行っている様々な気くばりが載っている。
例えば
・ゴルフでは消しゴムを持ち歩く
・どうでもいい小さい仕事ほど早く片付ける
・葬儀用に、白黒の名刺を用意する
など、気くばりが非常に苦手な自分には色々と勉強になる一冊であった。
この本に加えて、川田修さんの「かばんはハンカチの上に置きなさい」
は読んでおきたい。
この本の終わりで
人を動かすのは、正面の理、側面の情、背面の恐怖の3つであると書かれている。
・正面の理~理路整然と道理にあった理詰めの付き合いや指示を出す
・側面の情~部下に親身に接したり世話を焼いたり
・背面の恐怖~自分に逆らったら恐ろしいと威嚇する
この3つで圧倒的に自分に足りないのは、背面の恐怖であると思われる。
今まで僕は「情」を大切にしてきました。先輩なり後輩なり同期なり
自分が接する人には、自分ができる範囲のことはなるべくしてあげたいと
自然に思ってしまう(おそらく親の影響かと)。
でも実際「情」だけでやっていけるほど、世の中甘くないというのを
中学で人間関係失敗して以来、強く自覚しているつもりである。
「情」だけあっても問題の根本的解決にはならないし、人になめられやすい。
ある程度の「この人には逆らったら大変」みたいな恐怖感がないと人は
ついてこないんじゃないかなーと
今後も「情」の部分を更に向上させることは勿論のこと
「理」を前提に「恐怖」を上手く醸し出せたらな理想かな~
<お薦めの人>
・「戦略おべっか」をまだ読んだことのない人
・短時間でさらっと気配りを学びたい人
<本書に興味がある人>
Amazon.co.jp: 電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり (講談社+α文庫) eBook: ホイチョイ・プロダクションズ: Kindleストア
今回はここまで('ω')ノ